繁殖場

9月7日発売の週刊誌にある大手のペットショップの実態が載っていました。

顧客とのトラブルで、買ってきて、2日で亡くなったとか・・・

原因が寄生虫？？パルボ？？

今どき、そんな病気をもっている子もいるんだ！！と、驚きました。

まず、虫なんて、地面を舐める動物ですので、親犬はみんな持っています。

それを管理するのがブリーダー

幼犬、老犬は抵抗力が弱いので、本来持っている原虫も動きやすいのです。

環境の変化等でも、下痢したりしたら、核を破って動き出します。

ちゃんと、お薬等で管理すれば問題はありません。核の中には駆虫剤は効かないので、下痢さえしなければ、問題が出てこないのです。

パルボの場合は、伝染病です。1匹かかれば、犬舎全体の問題であり、悪い繁殖屋、ペットショップは、その部屋全部の子達を殺してしまいます。

インターフェロンというお薬が効果があるのですが、高価なので、使ってくれません。

まず、ねずみ、ゴキブリだらけ・・・であれば、当然の環境ですもの。

小型犬は小さいほうが、売れるので、誕生日を操作して、1か月少しで売る業者もいます。

もちろん、抵抗力もなく、弱いのは当然です。

わぁ！この子、小さくて可愛い！！と、飛びつかないでくださいね。

大型犬の2ヵ月とは違うのです。

体力が違いますからね。

法律で56日以上と、決められていますが、こうして、悪い業者もいることを知ってくださいね。

余談ですが、標記のペットショップは、市場で買い漁っていましたが、繁殖場を3つ位作り、自家繁殖するようになりましたが・・・

売れ残った子達は、ブリード用に回すので、殺したりしないと、威張っています。が、・・・

売れ残るような子から、いい子が生まれるの？？血統も考えもなく、ただ、オス、メスいれば子犬が産まれる。それだけ。

まず、ブリードの趣旨自体が、繁殖屋です。

ブリーダーとは、良い子を作出するための繁殖であり、全部は飼えないから、お譲りしていくのです。

根本が違うのですよ。

私がブリーダーになったきっかけ、悪徳繁殖屋が多いから、私達が頑張らなくちゃ・・・と励まされて今に至りますが、ダイブ世間に知られてきましたが、まだまだ可哀そうな子達が犠牲になっています。

必ず、犬舎見学して、信頼できるブリーダーさんからお迎えくださいね。